敏感肌の美白に『日焼け止めサプリ』

夏と言えば日焼け止めが必須。長時間の日焼けは肌に大きなダメージを与え、シミを作ってしまう原因にもなりますし、日焼けしている部分と日焼けしていない部分の差が激しいと見た目も悪くなってしまいますからね。

しかし、敏感肌の人だと日焼け止めで肌荒れを起こしてしまうことも多いかと思います。そこで、おすすめなのが今話題の日焼け止めサプリ。シミや肌黒の原因となるメラニンの生成を抑制する成分が含まれていることで、『サプリメントだけど日焼け止めができる』というわけです。

最近ではモデルの方で利用している人が多く、10代～20代女性で利用する人が増えてきました。

敏感肌と日焼け止めクリームは相性が悪い

日焼け止めクリームは手軽に対策が取れるので便利なのですが、敏感肌とは相性が非常に悪いです。本来は肌が白くなるほど厚塗りするのが正解なのですが、そのぶん肌への負担も大きく、敏感肌の方は肌荒れを起こしたりかゆみが出てしまうこともあります。

また、日焼け止めクリームは『SPF』の値が高いほど日焼け止め効果も高いのですが、こちらも肌への負担が大きくなってしまうため、ヒドイときは赤みやぶつぶつができてしまうこともあります。

日焼け止めサプリ、副作用は大丈夫？成分は安心？

「サプリメント」と聞くと副作用が心配になりますが、日焼け止めサプリで使われている成分は副作用が認められていません。そもそも日焼け止めサプリ自体が皮膚科で紹介されたりもしますからね。

少し詳しい話をすると、日焼け止めサプリで使われている成分は『ニュートロックスサン』と呼ばれる植物由来の成分となっています。原料はシトラスとローズマリーから抽出したエキスなので、副作用などは一切認められていません。

また、海外では紫外線保護効果が医学的に認められており、服用から60日後に32%、80日後に56%カットしてくれるという結果が出ています。

『天然素材で身体に優しく、なおかつ科学的に効果が証明されている』という理由から、日焼け止めサプリが流行しているというわけですね。

日焼け止めサプリは効果が出るまでに時間がかかる

一つデメリットを挙げるとすれば効果が出るまでに時間がかかること。紫外線保護効果は認められていますが「60日後に32%、80日後に56%カット」ですので、飲み始めてすぐに日焼け止めできるわけではありません。

なので、「2日後に体育祭があるから」「来月からサーフィンをするから」といった理由で日焼け止めをしたい場合は、日焼け止めサプリはおすすめできません。

日焼け止めサプリは「敏感肌だから日焼け止めクリームが使えない」「職場だから何度も塗り直しができない」「汗をかく（水に入る）から、流れ落ちてしまう」「日焼けした部分としていない部分の境目をなくしたい」「すぐに色黒になってしまうのをどうにかしたい」という人のためのものです。その場しのぎの対策ではなく、根本的な日焼け止め対策をしたい人ほどおすすめですよ。