毛穴の開きや黒ずみをケアするためには洗顔が何よりも大切です。クレンジングだけで洗顔を終わらせてしまう方も多いですが、正しい洗顔は『しっかりとと泡をたてて、手が顔に触れないように優しく洗う』という方法です。
これによって肌に負担をかけることなく洗顔できるため、毛穴が広がってしまうのを防ぐことができます。
しかし、洗顔石鹸は「洗顔後に肌が乾燥しやすい」というデメリットもありますので、敏感肌の場合は保湿成分が含まれている洗顔石鹸を選ぶのがポイント。洗顔後の化粧水・乳液での保湿も大切ですが、洗顔石鹸自体に含まれていることで、よりツッパリ感を感じることなく洗顔することができます。
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毛穴に効くスキンケア
肌の組織を知っていますか?
肌は、は、表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」と3層状に分かれています。
厚さは0.6mm~3mm、部位によって厚さは異なって均一ではありません。平均すると2mm程度です。
表皮は、わずか0.1~0.3mm程しかありません。分かりやすくいうとティッシュペーパーの2枚1組になっている内の1枚分です。
しかも表皮はさらに4層に分かれて、表皮の一番外側の角層は、たった0.02mm。
実は、この角層が肌を外部の刺激から守る重要な役割を果たしています。
こんなにも薄い肌ですから、洗顔の基本はよく泡立ててゴシゴシとこすらずにやさしく洗うこと、そして、丁寧に洗い流すことです。
洗顔料に記載されている使用方法をよく読んで、適量を使用してくださいね。
1.水またはぬるま湯で軽く顔を洗う。
洗顔料は、はじめに水やぬるま湯だけで軽く洗ってから使うと、最も肌にやさしく汚れをきちんと落とせる状態になるようにつくられているからです。
2.洗顔料をよく泡立てる
泡立てネットなどに水を少しずつ加え、空気を含ませながらキメ細かな泡を作ります。
泡で顔全体を包むようにして、泡が汚れを吸い取るイメージで、泡だけで洗います。脂っぽいひたいやあご、鼻のまわりは特に丁寧に。手でゴシゴシ擦ってはダメですよ!
3.すすぎはていねいに
水またはぬるま湯でていねいにすすぎます。すすぐ際もこすらないように、水やぬるま湯を顔にぱしゃぱしゃとかけるようにしてすすぎます。すすぎ残しのないように気をつけましょう。
最後に冷水で肌を引き締めましょう。
4.タオルドライのポイント
洗顔後はタオルでおさえるように水分を拭き取ります。このときもこすらないようにしましょう。
今治タオルのようなタイプがオススメです。
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5.洗顔後、時間を置かずに保湿をする
洗顔後はなるべく時間を置かずに、しっかり保湿をしてください。
※洗顔料によっては、泡立ての不要な美容液タイプのものやクレイタイプのものなどありますので、使用方法をよく読んで使うことが大切です。面倒がらないでくださいね。